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Posted by ミリタリーブログ at

2024年12月17日

VFC GBB 2024時点 備忘録その2

前回に続いて、今回購入したオリンピックアームズ(V3)の調整内容、僕のカスタム基本思想を残しておきます

【カスタムの思想】
優先順位としては
①出来るだけ全気温で動作する
②壊れない
③当たる
④アンビ化や外装カスタム
になります。
具体的な要件は

①低温はマガジンウォーマーポーチ込で20℃〜高温は夏場の35℃くらいでマガジンキャッチがかかり弾ポロしない。
②ボルトストップが変形しない、削れにくい
③初速は0.25で70代後半くらい、ホップは20m先の顔出しを狙えるくらい、弾ポロしない
④左利きなのと、スイッチ対応

ですね。
当たる云々は前に出て近づけばクリアできるので優先順位は低めです。
関西フィールドで30mレベルのロングレンジは限られるので切り捨てても問題ないと考えています。

【各要件を満たすためのセッティング】
①出来るだけ全気温で動作する
基本的に海外製品なのでバネのレートは箱出しだと硬めになり、冬場のヘタレが速くなります。
バッファスプリング:ストライクアームズのノーマル以下
フローティングバルブ:同じくストライクアームズのノーマル以下。
ハンマースプリング:曲げて柔らかくしており、2015モデル位にしています。
リコイルの強さについてもこれまで色々やった結果として、リコイルスプリングを強くすると前進時のリコイルは大きくなりますが、全体としての動作性は悪化する(寒さに弱くなる)のでお勧めはしません。
それよりバッファスプリングを弱くして、バッファに付いてるスプリングで前進の勢いを付ける方が安定した動作が見込めると思います。
ノッカーは大型化したもののハンマーに叩かれた箇所が変形してノッカーの動きを阻害するので、面取りして対応しています。



なおノッカーを外す際はマガジンキャッチを取る必要があるので注意。
インナーバレル長さは200mm以下に。
短くすることで弾の加速時間が変わり、初速MAX値を決めれます。冬場npas調整したけど暖かくなって初速超えちゃった、みたいなことが減ります。npasを初速側に振っても頭打ちになりますので、その分動作側に振ることができます。


②壊れない
 主に摩耗するのはボルトストップ(以下BS)、BS基部、ボルトキャリアのBS接触部
BSは軸部分でロアフレームの差し込み部分に比べて少しだけ細く、ぐらつくのでかさ増ししてグラつかない様にしている。
軸と反対側、右側にもかさ増しを行い上下運動だけするようにしている。


ボルトキャリアと直角にぶつかることが大切。
マガジンについて、BSを上げるレバーの具合が個体によって高低差があるので、マガジンのスプリングを少し伸ばしたりしてしっかりBSがあがり切るようにする。
ボルトストップの削れの一番の要因は、半端に上がった斜めのBSをボルトキャリアが削れながら乗り上げて前進することなので、多分レバー高さが一番重要です。

③当たる
ここは今後一生検証してると思います。
精度高いってのも気温や条件で変わるので宗教の世界です。
まず躓きホップが難所にはなりますが、とりあえず要件を満たすにはカスタムチャンバーいれるといいと思います。
ポセイドンとTNTの初期を試しました。それぞれ躓きホップに対するアプローチが異なりますので以下に記載
ポセイドン:ホップパッキンの突起が二段階になっており、それにより弾位置を安定させる。基本的なサイズはマルイ互換。精度高い、売ってない
TNT:パッキンをノズル側に近づける事で弾位置を安定させる。そのためパッキンが特殊でセット運用が必須です。入手性が高い

ただどちらも0.25運用に限り、0.2運用を考える場合は弾ポロしやすくなるので注意
今回は純正チャンバーを前提にカスタム。
パッキンはポセイドンの緑パッキン。似た思想に魔ホップの旧型がありましたが、絶版なのでもう買えないと思います。
ホップアームは押しゴムのない直押しタイプになりますが、ホップ0〜30%位まではアームとパッキンが接触していない状態なので、余りのパッキンを切ってアームは貼り付けています。
もしかするとただ貼り付けるのではなくアールを付けたりするとより良くなるかも?
直押しは弾の逃げ道がなく、弾ポロ〜鬼ホップの幅が狭くなると思いますので、何かしらクッションを仕込んであげた方がいい気がします。

重要なのがガタツキを無くす事です。
ロッキングラグとチャンバーとのガタツキ、チャンバーとインナーバレルの一体化、アウターバレルとインナーのガタツキがもろに精度に影響するので、アルミテープ、マスキングテープ等で一体化しておく。
あとローディングノズル内部の銀色のパーツですが、箱出しははまってるだけになっており、かつ地味にはまる相手との凹凸も合ってないのでグラつきます。グラ付くことでフローティングバルブの動きを阻害するため初速の乱れを生むようです。削って凹凸を合わせ、接着しました。

他にも調べたり試した事も記載しておくと、
ノズル延長:pom素材で延長してみましたが、ただの接着はすぐに取れる、差し込む方式は内径絞ることになる。→①②に抵触のでやめました。
バレル加工:切り欠き部分を削りノズル側に動かす方式もあるみたいですが、現状未検証。加工精度がハンドリューターでは担保できない。

④アンビ化や外装カスタム
 基本的に買って付ける、なのですが
 ホップ機構によってバレルナットやハンドガード、ガスチューブが固定されます。
 オリンピックアームズはバレル基部で調整する方式なので、バレルナットが大きいものですとアクセス出来なくなります。
カスタムチャンバーでもよく採用されているアッパー内部に六角入れて調整する方式ですと基本的に自由。
 ただ4000円とかの安いハンドガードはやめておけ、マジで、ほんと。
セレクター、マガジンキャッチはあまり選択肢はありませんが、実が使えるかもしれません。
マガジンキャッチについてはHAOのトレポン用のが使えました
チャーハンはリアルサイズの物を買えば自由です。
アウターバレルはインナーバレルに合わせて選定。アウター≫インナーだと中で弾が接触して詰まるのでNG。
逆の場合は基本サプレッサを付けるセッティングになるが、トレーサー付ける際にセンサーを超えると反応しなくなるので程々に。
フラッシュハイダーは形状については三叉みたいな音叉形状にしておくと射撃時に音が響くので好き。仲間とサバゲしてると、音で位置を把握してくれたりします
ハンドガード内にサプを収めるようなセッティングにすると、転倒等で万が一アウターに力が掛かっても、ハンドガードが保護してくれるので安心。
ダットサイトはベクターか壊れてもいいダットサイト。
リコイルで調整のブレるダットサイトは論外ですが、やっぱり実物の方が明るい、視野が広い等のメリットはあります。ただ高いのでそこは予算次第です。



ということで、色々と書きましたが
基本的にお金をかけず長く使いたいので耐久性重視のセッティングになります。


撮っている限りの写真は載せましたが
見えにくくてごめんなさいと言っておきます。

最近円安もありどんどん値上がりしているガスブロ。
僕が最初に買った時ライセンス無し4万円、ありで6万円とかでしたからね‥

これから新しくガスブロ長物を検討しているサバゲーマーにとって、長く使える&楽しく使える銃になるような助けになればいいなと思います。  


Posted by じょにー at 22:47Comments(0)gbbm4vfc

2024年12月17日

VFC GBB 2024時点 備忘録その1

はい、お久しぶりです。

タイトルに有る通り、V3購入しました!
オリンピックアームズのバレルめっちゃ短くて五万円くらいのやつです。
楽天ポイントコツコツ貯めて買いました

僕は2015モデル買っていこう、ヤフオクでアッパーだけ買ったりして繋いでましたが、前回記載の弾ポロが再発したのを期に更新することに。

てことで備忘録として、今回はこれまでのVFCとの相違点とか流れ、次回記事で箱出しで調整するべき箇所等を記載しておきます。
新たにVFC製品を買おうか悩んでいる方がいてその一助になればと思います。

基本的に新品を買う場合は今回記事はあまり意味がありませんが、ヤフオク等で中古を買う際(マガジン含む)は年代により大幅に中身が変わるので、読んでからの方が年式違いによる問題は回避できるかと。




【vfcのこれまでの流れ】

基本的に情報収集はし続けてましたが、ユーチューブやブログは余り新しい情報はない、Twitterは少しの有益な情報が小出しになっている状態なので、調べた限りをまとめてみます。
※調べたり実際に加工してみた所感なので、間違いはあると思ってね。

2012〜 
初期モデル。基本的にWAコピー(本家と違い負圧式)
チャンバーが電動バレル対応で弾噛み込んだりして変形してたらしい。
ホップ機構はバレル根元で調整するタイプ

2015〜
初期モデルからメーカー公式のバージョンアップ1回目(2015モデル)
チャンバーが電動からガスブロタイプへ。NPASが入ってたりしなかったりする。ノッカー+バルブロックでガス放出時間を調整しているが、ノッカーの軸が折れる、バネが変形する問題があった。
ホップ機構はアッパー内部に六角入れて調整するタイプ
バッファはハイスピードタイプとか記載されて売られているもので、軽量&バネむき出しのもの。バネを受けるパーツとセットになっているので、2分割バッファというイメージ

過渡期
マガジンはVMAGが製品化
何気にリップ形状、BB弾押し上げるパーツの変更でバージョンが3.4ある
ノズルについてもマガジンとの接触部の仕切り、ストッパーが当たる部分にイモネジが入ってたりでバージョンが分かれる(多分全部V2刻印ノズルの中での変更)
ボルトキャリアもこの辺りでボルトストップの補強が入っていたかと思う(ただし削れる)

416等一部の機種でホップ機構が変わり始める。ガスチューブがホップ機構の一部になり、テイクダウンが不要になった。

2019?〜(?)
公式のバージョンアップ2回目(V2)
バルブロック機能がなくなり、ハンマーの角度とノッカーの進度が直結するように。前と比べるとハンマーが寝た状態になるのでリアルさはダウン
ロッキングブロックが樹脂製になり音がマルイ寄りになる

過渡期
416に続いてSR16E3等ホップ機構が変更
された機種が生まれる
416の変更を他機種に適用した形で、416だけは特殊個体
また後述のV3に続く、ノッカー周りの変更が一部で始める
マガジンにボルトストップキャンセル機構搭載。
マガジンキャッチのマガジンにかかる部分の高さが変わる。
ホップパッキンが青色に

2022〜現状
公式のバージョンアップ3回目(V3)
ノッカーが大型化&簡素化されて、壊れにくくなった。(前機種かは未確認)
それに合わせてマガジンキャッチボタン形状が変わり薄くなる。
ホップ機構は機種によって変わるみたいで、416みたいな機構もあり、オリンピックアームズのようにバレル根元で調整する機構に先祖返りしているものもある。
おそらくM16みたいなハンドガードの取り外しが容易な機種は根元タイプ、そうでなければガスチューブタイプで分けている。


【時期不明】
セレクターがいつの間にか軸が細くなり、2015モデル/WAパーツがロアに刺さらなくなる。
バッファがバネ内蔵になり一体化してやや大型化

【総評】
過渡期が多い!
というか今も過渡期と言って相違ないかと思いますよ。
方向性としては、特にV3前後は内部のリアルさを捨て、動作性、耐久性に振っているイメージ


長くなりましたがこれまでの経過です。
基本的に世代間の互換は守ってくれていましたが、V3前後のチャンバー、ノッカー周りは非互換ですので気を付けて下さいな。特にカスタムチャンバーを買う場合は年代と機種で変わるので特に注意して下さい。  
タグ :VFCGBBM4


Posted by じょにー at 22:37Comments(0)